16種類以上の定食が揃う、下北沢のローカル食堂

食堂 土土土

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『食堂 土土土』は、下北沢でリーズナブルかつボリューム満点の定食が楽しめる、人気のローカル食堂。店内には、下北沢を拠点に活動するバンドマンや古着店スタッフなど、この街らしい常連客が集い、連日賑わいを見せています。“定食”とは、ごはん、汁物、漬け物、おかずを組み合わせた、日本で日常的に親しまれている食事スタイルのこと。『食堂 土土土』では、人気の牛すじ煮込み定食やチキン南蛮定食など、16種類以上の定食メニューが揃います。さらに、お酒に合うおつまみメニューも充実しており、ランチはもちろん、昼飲みまで気軽に楽しめるのも魅力。今回案内してくれたのは、下北沢の古着店『Pheasant』のスタッフたち。休憩中のランチや仕事終わりに定食を食べに立ち寄ることが多いという、彼らにとって馴染み深いこの店を一緒に訪れました。

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下北沢に根付く店主が営む、街の定食屋

下北沢駅から下北沢南口商店街を歩いて約2分、路地裏の商業ビル「サウスウェーブ下北沢」の一角に『食堂 土土土』はあります。2023年にオープンした同店は、下北沢で愛され、惜しまれながら閉店した定食屋『山角』の元オーナーが新たに始めた一軒。オープンからまだ3年ほどながら、すでに多くの常連客に親しまれています。
「20代の頃からバンド活動を始めて、活動拠点も遊ぶのもずっと下北沢。この街との付き合いも、もう20年以上になります。だからこそ街の定食屋として、近所の人や常連さんが気軽に使える店でありたいんです」と、店主・川端明子さんは話します。
大きな窓から自然光が差し込む店内には丸椅子と、DIYで制作したというテーブルが並び、どこか懐かしいアットホームな雰囲気。12時から22時までの営業時間には、昼食時から仕事終わりまで、学生や古着店スタッフ、演劇や音楽関係者などが集い、多様なカルチャーが交わる下北沢らしい光景が広がっています。

下北沢駅に近い下北沢南口商店街は、古着店が立ち並び、観光客にも人気のエリア。今回『食堂 土土土』を紹介してくれたのは、下北沢の古着店『Pheasant』スタッフ、斎藤帆高さん(左)と田中寛人さん(右)。

路地裏を進むと『食堂 土土土』の店名が。この路地には他にも個性的な飲食店が並び、下北沢らしい雑多な空気が漂っています。

店内の様子が見える、ガラス張りの外観。混雑時には、外に行列ができることも。

日中は大きな窓から自然光がたっぷりと差し込み、明るくカジュアルな雰囲気。

店内はカウンター4席、テーブル16席ほど。壁一面には、音楽や演劇にまつわるポスターが貼られています。

カウンターの上には、知り合いのライブポスターも貼られています。川端さんをはじめ、バイトスタッフもバンド活動をしていることから、周囲には音楽関係者が多いそう。

お団子ヘアがトレードマークの店主・川端さん。明るく温かな人柄に惹かれて、足繁く通う常連客も少なくありません。

定休日にも店に立ち、仕込みを行うという川端さん。すべては、来店客に喜んでもらうためだそうです。

ご飯大盛り大歓迎! お腹も心も満たされるボリューム満点の定食

連日ランチどきには行列が絶えない『食堂 土土土』。その人気の理由は、お手頃ながら満足感たっぷりの定食メニューにあります。ごはん、汁物、漬け物、おかずで構成される“定食”は、日本の食卓に根づいた食事スタイル。『食堂 土土土』では、人気の牛すじ煮込み定食やチキン南蛮定食、ハンバーグ定食など、味付けや食感にもこだわった定食メニューを16種類以上提供しています。
さらに、ごはんのおかわりは1回無料で、大盛りも大歓迎というのも嬉しいポイント。「若い人も多い街だからこそ、お腹いっぱい食べてほしい。それを楽しみに来てくれる人に満足して帰ってもらいたい」という思いから、開店当初から続けている店主のこだわりです。

定食は、手前左にご飯、右に汁物、その奥に主菜と副菜を並べる「一汁三菜」が基本。日本の食卓に根づく定番のスタイルです。

『食堂 土土土』で使うお米は、14年来の付き合いだという下北沢の『矢島精米店』から仕入れたもの。お米マイスターが厳選した国産米を使っています。

一番人気のチキン南蛮定食。本場・宮崎県のしっとりしたタイプとは異なり、天ぷら衣でからっと揚げるのが『食堂 土土土』流。「衣がとにかくサクサクで、タルタルソースとの相性も抜群。『食堂 土土土』に来たら外せない一品です!」(『Pheasant』スタッフ齊藤さん)。チキン南蛮定食 1,250円

常連客に人気の牛すじみそ煮込み定食は、特製のみそベースでじっくりと仕込んでいます。「結局、毎回牛すじ煮込みを頼んでしまいます。口の中でほろっと溶ける牛すじで、とにかくご飯が進みます。心まで満たされる安心感のある味が最高です!」(『Pheasant』スタッフ田中さん)牛すじみそ煮込み定食 1,250円

注文が入ってから形を整えて焼き上げるハンバーグは、箸で切れるほど柔らかく、食べ応えのあるサイズです。たっぷり入った玉ねぎでジューシーな味わいながらも、大根おろしと合わせることでさっぱりと食べられます。ハンバーグ定食 おろしポン酢 1,250円

豚肉を甘辛いタレで炒めたしょうが焼きは、日本を代表する家庭料理のひとつ。強火で一気に炒めることで、豚バラと玉ねぎの食感をしっかり残しています。香ばしいタレと生姜の香りに、ご飯が止まらない一皿です。豚のしょうが焼き定食 1,150円

「大きなカツに、たっぷりのデミグラスカレーソースが絡む最高の組み合わせ! ガッツリ食べたいときはこれです!」(『Pheasant』スタッフ齊藤さん)デミカツカレー定食 1,530円

特製のデミグラスカレーソースは、さらっとした口当たりで重すぎない味わい。ボリューム満点ながら、ぺろりと食べられる一皿です。

定食だけじゃない! “おつまみ”で昼飲みも充実

『食堂 土土土』では、昼の時間帯からお酒を楽しむことができます。定食のおかずを単品で注文できるほか、小皿で気軽に楽しめるおつまみも充実。里芋納豆コロッケなど、ほかではあまり見かけない珍しい一品も揃います。ドリンクも、お酒好きだという川端さんらしく、赤星やホッピー、焼酎、日本酒のワンカップまで、居酒屋ツウにはたまらないラインナップ。ホッピーを焼酎で割って楽しむ“中外スタイル”も味わうことができ、定食屋でありながら、気軽に昼飲みを楽しめるのもこの店ならではの魅力です。

海外からの来店客にも人気という味噌マヨきゅうり 380円(左)と赤ウィンナー 450円(右)。赤ウィンナーは、日本ならではの“タコさんウィンナー”仕様。プリッと香ばしく、お酒との相性も抜群です。

里芋のねっとりとした食感と納豆の風味が絶妙にマッチした、里芋納豆コロッケ。外はサクサク、中はもっちりとした食感がクセになる味わいです。定食メニューの主菜は単品でも注文することができます。里芋納豆コロッケ 800円

焼酎の「中」と割材の「外」を自分で組み合わせる“中外スタイル”で、ホッピーも楽しめます。

定食、おつまみ、ドリンクのメニューは英語表記にも対応しています。

おすすめしてくれたのは…

『Pheasant』店主・田中寛人さん

「味はもちろんですが、店内や店員さんの雰囲気から、10年以上前の自分が憧れていた、カッコよくてあたたかい下北沢ならではの空気を感じます。『食堂 土土土』に来るたびに、やっぱり下北沢はいい街だな、この街に店を構えてよかったな、と思うんです。また明日から仕事を頑張ろう! と思わせてくれるお店です」

https://www.instagram.com/pheasant__vintage__store/

https://www.instagram.com/pheasant_owner/

Photo: Miho Noro

この記事の内容は2026年07月07日(公開時)の情報です