限定モデルや別注も展開するスニーカーフリークが集うショップ

KICKS LAB. 原宿店

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人気スニーカーショップがひしめく原宿で、キャットストリートと並行して延びる通称・プロペラ通り。この通りに店を構えて18年。アメリカ生まれのスニーカーカルチャーを日本に持ち込んだパイオニアとして知られる『KICKS LAB.』は、国内外のコレクターが集う原宿のスニーカーコミュニティです。日本ではここでしか手に入らない限定カラーのエクスクルーシブモデルや、オリジナルの別注商品も展開しています。

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裏原宿の歴史を紡ぐ、プロペラ通りに構える2店舗

トレンドが目まぐるしく移り変わる原宿において、18年もの間、ストリートのスニーカーカルチャーの最前線に立ち続けているのが、スニーカーブティック『KICKS LAB.』です。ショップが位置するのは、キャットストリートと並行して走る、通称“もうひとつの裏原”と呼ばれるプロペラ通り。現在は、あらゆるスニーカーが一堂に会する旗艦店である原宿店と、「NIKE」に特化したピノ原宿店の2店舗が、この通りで圧倒的な存在感を放っています。

プロペラ通りは、裏原カルチャーの中心地にして、現在は数多くのスニーカーショップが集結しています。この通りに『KICKS LAB.』は2店舗構えています。

そのショップ誕生のルーツは、アメリカで生まれたスニーカーコミニュティ、スニーカートレードショーにあります。スニーカーを交換したり売買したりするなど、ファン同士がディープに交流するこの熱狂的イベントを『KICKS LAB.』という名前で2007年に日本へ持ち込みました。日本ではまだ珍しいこのイベントは話題を集め、2008年の実店舗誕生へとつながりました。
 
そのような経緯で誕生したショップだからこそ、デジタル全盛の現代においても、店舗での対面コミュニケーションを何よりも大切にしています。店内では別注モデルのリリース時など、不定期にイベントも開催され、国内外のスニーカー好きが集まり、熱量高く交流するコミュニティスペースとしても機能しています。イベントとしては、過去に「adidas Originals」と一緒に音楽イベントを開催し、ラップグループのNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDやDOGEAR RECORDSなどが店内でライブを行い、大きな賑わいを見せました。

原宿店は、「adidas」を中心に幅広いセレクトが人気。落ち着いた印象で気軽に入りやすいです。

一方のピノ原宿店では、「NIKE」を中心に展開。人気モデルから海外限定カラーなど、レアなスニーカーを見つけることができます。

人気ブランドの定番から限定までそろう圧倒的なラインナップ

木の温もりを活かしたモダンな店内を手がけたのは、オリジナル家具の製造や店舗・住宅の空間デザインを行う中原慎一郎氏が率いる「Landscape Products」です。温かみがありながらも洗練されたモダンな空間は、スニーカー1足1足をまるでアートピースのように美しく際立たせます。また店舗外壁のアートウォールは、独自のアブストラクトな世界観で国内外から高い評価を得ているアーティスト、MHAK氏によるもので、ショップロゴも同氏が手がけています。まさにストリートカルチャーに根差したスニーカーショップです。

「Landscape Products」が手がけた店内にはたくさんのスニーカーが、ブランドごとにディスプレイされています。

外壁は、MHAK氏がハンドペイントでアートを落とし込んでいて圧巻です。ショップロゴのデザインも同氏が制作したもの。

「SALOMON」がディスプレイされている壁は、プロペラ通りの由来にもなったセレクトショップ「PROPELLER」で使われていたものをそのまま使用しているそう。

原宿店には、「adidas」「SALOMON」「KEEN」を筆頭に圧倒的なラインナップがずらり。また日本では『KICKS LAB.』でしか手に入らない販路を絞った限定カラーのエクスクルーシブモデルや、カラーや仕様変更を行なったオリジナルの別注商品も展開しています。
 
 
 
そして、原宿店が他のスニーカーショップと異なる点は、数多くのブランドを網羅しながらも、それぞれのブランドにおいて圧倒的なボリュームを確保しているところにあります。ただ人気モデルを並べるだけでなく、各ブランドの世界観をしっかりと体現できるセレクトが特徴で、一堂に見ることができます。

「adidas」と「SALOMON」のスニーカーが並ぶ棚には、エクスクルーシブモデルから、人気モデルがそろっており、そのボリュームに驚かされます。

タグには、エクスクルーシブモデルか、ユニセックスモデルまたはウィメンズモデルかと、ひと目でわかるようになっています。

リアル店舗を重視する限定モデルの存在感

スニーカーフリークがもっとも熱狂するのが、国内では『KICKS LAB.』でしか手に入らないエクスクルーシブモデルです。その注目度は高く、毎回大きな反響を呼んでいます。ショップでは、スニーカーカルチャーのルーツでもある“リアルな場所での出会い”を何よりも大切にしているため、希少な限定モデルであっても、オンラインストアより実店舗に、あえて多くの在庫を配分しているそうです。
 

クラシカルなフォルムが人気の「adidas」の“TOBACCO”のエクスクルーシブモデル。鮮やかなブルーのパンチングスウェードボディに、清涼感のあるオレンジ(アイスタンジェリン)のスリーストライプスが映える1足。15,400円

トレイルランシューズとして誕生した「SALOMON」の“XT-6”のエクスクルーシブモデル。そのエッジの効いたフォルムは、ファッション性も高く、絶大な人気を得ています。本モデルは、ベージュを基調に、ブラックのラインを重ねたアッパーを採用し、ゴアテックス仕様。31,900円

「adidas」の人気モデル“SAMBA”のエクスクルーシブモデルは、1949年に誕生したオリジナルのシルエットを忠実に再現。通常の“SAMBA”とは違った素材使いを採用しているのもポイント。各15,950円

「KEEN」の人気モデルである“JASPER”に、最新ソールユニットを組み合わせたアップデートモデル“JASPER ZIONIC”のエクスクルーシブ。アッパーにはヘアリースウェードを使用し、シックなカラーリングを採用。20,900円

「実際に足を運び、スタッフと会話を交わし、スニーカーを手にする感動を味わってほしい」。そんなショップの熱い想いが、シューズラインナップにも表れています。スマホひとつで購入が完結する時代だからこそ、わざわざ足を運んで手に入れる価値のある特別な1足が、『KICKS LAB.』にはあります。

Photo: Yuji Sato / Text: Shuichi Aizawa(PineBooks Inc.)

この記事の内容は2026年09月01日(公開時)の情報です