2026.04.17
銀座でオニツカタイガーの世界観とスニーカーを体験する
銀座4丁目にある『Onitsuka Tiger GINZA RED CONCEPT STORE』は、ブランドカラーの赤を基調に構成されたコンセプトストア。地下に展開する「MEXICO 66 STORE」を軸に、定番モデルを横断的に見渡せるつくりになっています。さらに店内では『NIPPON MADE』シリーズも揃い、素材や加工の違いまで含めて見ることができます。
銀座4丁目、和光の時計塔が刻む歴史のすぐ傍らで、その『Onitsuka Tiger GINZA RED CONCEPT STORE』は異彩を放っています。アントニン・レーモンドが設計した、名建築「教文館・聖書館ビル」。その重厚な石造りの外観を裏切るように、内部には目が眩むほどの真紅の空間が広がっています。ここは、単なるスニーカーショップではない。什器から天井、床に至るまでブランドカラーで塗り潰されたこの空間では、オニツカタイガーが放つエナジーを五感で体感することができます。
階段を降り、地下フロアに足を踏み入れた瞬間、視界に飛び込んでくるのは100足を超える「MEXICO 66」を起点としたアイテム。定番のトリコロールカラーはもちろん、エクスクルーシブなモデルまで、そのバリエーションはまさに圧巻の一言に尽きます。
「MEXICO 66」のルーツは、1960年代のトレーニングシューズにあります。展示されているアイテムをじっくり見比べると、半世紀以上変わることのない「薄底のシルエット」と、象徴的な「ヒールのクロス補強」が、いかに洗練されたデザインであるかを再認識させられます。時代ごとに微妙に変化するレザーの質感や、ステッチのピッチの違いに目を向けるのも、このフロアならではの楽しみ方。
『Onitsuka Tiger GINZA RED CONCEPT STORE』のなかでも、ひと際特別なオーラを放っているのが「NIPPON MADE」シリーズです。2008年に誕生したこのラインは、「日本のブランドとして、今一度日本のモノづくりの素晴らしさを世界に発信したい」というブランドの情熱から始まりました。その最大の特徴は、単に国内で生産されていることだけではなく、職人の手によって一足ずつ「洗い加工」や「染色」が施されている点。あえて残された「ムラ」や、手作業ならではの「揺らぎ」は、使い込むほどに美しさが増すという日本古来の美意識にも通じます。
この記事の内容は2026年04月17日(公開時)の情報です
