音楽とアートが交差するラウンジバー

AOYAMA TUNNEL

公式サイト
支払情報
キャッシュ、クレジットカード各種
SNS
対応言語
日本語・英語

渋谷駅から徒歩約 10 分、ビルの地下にある隠れ家的なラウンジバー『AOYAMA TUNNEL』。2011 年のオープン以来、良質なサウンドとジャンルレスな DJ プレイを提供し続けてきたこの店は、クラブのような熱気を持ちながらも、ラウンジのように居心地が良く、音楽をゆったり楽しめるのが魅力。さらに、アート作品が空間全体に溶け込み、音と造形が響き合うこの場所は、まさに音楽とアートが交差する青山のカルチャースポットです。

SHARE

X (Twitter) Share on Threads Facebook LINE

地下に迷い込んだような、非日常的な異空間

『AOYAMA TUNNEL』があるのは、渋谷駅と表参道駅のちょうど中間。青山トンネルのすぐ隣に立つビルの地下にひっそりと存在しています。1 階には系列の『Red Bar』、上階には老舗クラブ『青山蜂』が同居し、建物全体が“クラブカルチャーの坩堝(るつぼ)”として知られています。

『AOYAMA TUNNEL』への入り口は、1 階にある『Red Bar』の店内奥。重厚なドアを開け、階段を下りた先には非日常的な空間が広がります。柔らかなオレンジの照明が差し込み、天井にはアートオブジェが張り巡らされ、壁には詩的なタイポグラフィ。インダストリアルな素材と遊び心のある造形が共存し、まるで異国の地下クラブに迷い込んだような感覚に包まれます。

なお、エントランスは『Red Bar』と共通。入場後は 2 店舗間を自由に行き来でき、音楽に浸るラウンジバー『AOYAMA TUNNEL』と、カジュアルに楽しめる DJ バー『Red Bar』を一晩で横断できるのも、この場所ならではの魅力です。

階段を下りた先に広がる『AOYAMA TUNNEL』のエントランス。音楽とアートが交差す る異空間への入り口。

2022 年、アートが息づく空間へフルリニューアル

2022 年、約 2 ヶ月の休業を経てフルリニューアルを実施した『AOYAMA TUNNEL』。設計は、以前からこの店舗の世界観をつくり上げてきた建築家・シライジュン氏が再び担当しました。照明は従来の暖色系をベースにしながら光量を上げ、店内の見通しと居心地を改善。

天井一面に張り巡らされたアートオブジェ、金色のコピー機を用いた遊び心あるディスプレイ、そして壁に描かれた「超芸術主義」のレタリング。また、壁面には新たに詩的な文字装飾やアートピースが加わり、象徴的なフレーズ「IN THE BEGINNING WAS THE ART(はじめにアートありき)」が再設置されました。この言葉は、「この店の始まりも、そしてカルチャーの原点もアートから生まれる」という精神を表しています。

また、壁際には長く連なるロングソファを配置。立ち飲みだけではなく、腰を落ち着けて音楽と会話を楽しむ場としての機能がさらに強化されています。

木の温もりを感じる空間デザインと暖色の照明が交錯するラウンジ。

ロングソファが壁際に設置され、立ち飲みではなく「座って滞在する」楽しみ方を演出。

天井一面に張り巡らされたアートオブジェ。設計を手がけたのは、同クラブの常連でもある建築家・シライジュン氏。

異彩を放つ金色のコピー機。遊び心とインダストリアルな美意識を融合させた、空間の象徴的アートピース。

「超芸術主義」のレタリングが壁面に描かれ、クラブカルチャーとアートの共存を主張。

木彫りの忠犬ハチ公が窓際に鎮座。渋谷のシンボルをオマージュした、名物ディスプレイのひとつ。

音楽を聴くことと会話を楽しむことが両立する音響設計

『AOYAMA TUNNEL』が多くの音楽ファンに愛される最大の理由は、耳を委ねられる音と、自然に会話ができるバランス感にあります。2022 年のリニューアル時に、長年使用してきた「田口音響研究所製」のアンプも職人の手で再整備。ミキサーやスピーカーの配置・角度も徹底的に見直され、「音の深み」と「会話のしやすさ」が同居する空間が実現しました。

週末は深夜帯から朝方まで営業し、ハウス、テクノ、シティポップなど多彩なジャンルの DJ が、アナログレコードから USB プレイまで自在なスタイルで音を紡ぎます。

レコードから USB まで、幅広いスタイルに対応する DJ ブース。夜ごとに異なる音が 鳴り響く。

ジャズ喫茶やクラブシーンからも支持される、日本の老舗音響ブランド「田口音響研究所製」のアンプの音が、『AOYAMA TUNNEL』の空間に深みと包容力をもたらす。

奄美大島産の黒糖焼酎「れんと」をベースに、自家製で仕込まれるコーヒー焼酎(1000 円)。香ばしく、柔らかな飲み口が人気。

名物店主・捧(ささげ)さんが仕込むコーヒー焼酎は、外国人ゲストからのオーダーも多い人気ドリンク。香りと深みに魅了される一杯。

東京・渋谷のクラブ事情を詳しく知りたい

Photo: Ken Ogawa

この記事の内容は2025年11月27日(公開時)の情報です