2025.08.27
ヒップホップやストリートカルチャー好きなら外せないブランドの旗艦店
『BlackEyePatch HARAJUKU』は、2023年4月にオープンした、ブランド『BlackEyePatch』の旗艦店。原宿とんちゃん通りの中央に位置しており、存在感のある漆黒の外観が目を引く。お店にはWEB通販では売り切れてしまったブランドのレアアイテムや、貴重な過去のアーカイブが置かれています。その内装には細部までブランドの個性が落とし込まれており、全身でブランドの魅力を体感することができます。
ブランドがスタートしたのは2013年のこと。当時は謎のステッカー集団的な存在で、アパレルレーベル的なアプローチをしていました。ストリートで口コミ的に評判が広まり、徐々にアパレルブランドとして有名になり全国的に知られていきました。『BlackEyePatch HARAJUKU』の外観は漆黒にロゴを掲げただけのシンプルな作りですが、名古屋、大阪にある旗艦店も同様、重厚感ある漆黒で塗り固められたブラックが印象的です。
1Fの内装も床がコンクリですっきりとした空間に。壁に掲げられたモニターにはブランドのオリジナルグラフィックが流れており、ブランドの世界観を表現しています。
スッキリとした1階フロアには、その時々によってブランドがリコメンドしているプロダクトが綺麗に陳列されています。例えば、ブランドを象徴するロゴ“OG LABEL”のプリントTシャツは、不定期で販売されるレアアイテムですが、取材時はたまたま販売されていました。そのように、いつでもWEBで買うことができないブランドの代表作が買えるというのも魅力の1つです。
ブランドが最初に製作したアイテムでもあるロゴTシャツ。たまに店頭に並ぶそうですが、やはり人気アイテムだそうです! Tシャツ¥8,800
2階に上がっていくと全面がブランドのロゴで埋め尽くされた空間に! 鏡も設置されているので平衡感覚を失うような感じがします。右を向いても左を向いてもロゴだらけ! アイテム数も言わずもがな豊富。中には、世界で活躍するラッパー、千葉雄喜さんとのコラボ作もあり。『BlackEyePatch』のプロダクトが持つ魅力は生地のオンスが厚かったり、プリントが重厚であったり、刺繍がしっかりしているところなのですが、実際にプロダクトを手にすることができ、好みのアイテムが手に入れられます。
ラッパー、千葉雄喜さんとのコラボTシャツも。Tシャツ¥8,800
店内には常にヒップホップ・ミュージックが流れています。『BlackEyePatch』のバックボーンには明確にヒップホップカルチャーがあり、先述の千葉雄喜さんをはじめ、日本のヒップホップクイーン、Awichさんやシーンを代表するラッパー達がこぞって着用しています。ゆえにショップにはヒップホップ・ミュージックが好きな人が集まってきます。洋服のデザインにも膨大なヒップホップ・アーカイブからサンプリングされたグラフィクが使用されていたりと、見る人が見たら興奮するようなものばかり。前提の知識を持っているからこそ、洋服を楽しめるというのもストリートブランドならではの面白さ。
1階カウンターには雑貨も多く置かれていて、ちょっとしたお土産として買うのもおすすめ。原宿のど真ん中という好立地にある東京発のストリートウェアブランド『BlacEyePatch』の本拠地へ、ぜひ足を運んでみてください。
この記事の内容は2025年08月27日(公開時)の情報です