2025.07.28
カルチャーと審美眼が交差するセレクトショップの最前線
虎ノ門ヒルズに2024年オープンした『SELECT by BAYCREW'S』は、ファッション、雑貨、アート、食まで揃う、800坪の大型セレクトショップ。ベイクルーズが誇るバイヤーが仕入れた商品のほか、カルチャーの第一人者によるキュレーションも随所に散りばめられ、ジャンルやブランドの枠を越えて“本当にいいもの”と出会える場所になっています。訪れるたびに発見がある、センスのある日常を送りたい人にとっての、新たな都市型ライフスタイルの起点です。
ベイクルーズは1977年に創業した、日本屈指のライフスタイル企業です。『JOURNAL STANDARD』、『IÉNA』、『ÉDIFICE』など、ファッションのセレクト業態を軸に、飲食、家具、フィットネス事業まで幅広く展開。現在総ブランド数は70を超えていて、衣食住すべてを横断した提案力の高さが強みとなっています。
2024年2月に誕生した『SELECT by BAYCREW'S』は、そのベイクルーズが手がける新しい大型セレクトショップです。再開発が進む虎ノ門エリア、その中心にそびえる『虎ノ門ヒルズ ステーションタワー』内に位置し、2フロアにわたる約800坪の空間が広がります。経験豊富なバイヤーが独自のセンスでセレクトした“本当にいいもの”だけを集め、ファッション・フード・ライフスタイル・アートと、12のショップが一堂に集結。衣食住の枠を超え、ベイクルーズが厳選したアイテムを楽しめる、次世代型のセレクトショップとなっています。
『SELECT by BAYCREW'S』には、日本のファッション&カルチャー界を牽引してきたレジェンドたちが多数参加しているのも大きな特徴。コンセプター・長尾悦美が手掛ける『THENIME』では、デニムスタイルに合うウェアや雑貨をピックアップ。売り場の半分を占めるヴィンテージデニムのセクションでは、原宿にある老舗ヴィンテージショップ『BerBerJin』のディレクター、藤原裕氏がセレクトを監修しています。また、上野を拠点にするスニーカー界の重鎮、『mita sneakers』の国井栄之氏が監修した『Herringbone Footwear』、恵比寿の人気書店『POST』による選書コーナー『title:』など、各分野の専門家たちがセレクトしたアイテムを一挙に楽しむことができます。
『SELECT by BAYCREW'S』には、『Hermès』、『ROLEX』などのヴィンテージを扱うエリアや、国内外から仕入れたアイウェアが並ぶ『EYETHINK』、雑貨を揃う『THE STAND fool so good(s)』など、実に個性豊かなショップが連なっています。敷地内を歩くだけで思わぬ発見がある、宝探しのような楽しさが詰まったセレクトショップなのです。
丈夫な縫製や機能美にこだわる日本のファッションブランド『nonnative』が手掛けたハイカットスニーカー。個性的なセンタージップのデザインが特徴で、GORE-TEXを搭載した完全防水仕様です。スニーカー 33,000円
日本人デザイナーが手掛ける『FUMIKA UCHIDA』は、素材感、ライン、ニュアンスを重視した服づくりが特徴。縦糸にインディゴカラー、横糸にグレーカラーを打ち込んだ、古い時代のワークウェアやミリタリーのデニムに見られる色合いに仕上げています。スカート 48,400円
日本のアイウェアブランド『ayame』の10周年記念で製作されたフレーム。パッドからネジまで、すべて18金素材で統一した超特別な逸品。丸みのあるリムのラインがクラシカルな印象です。メガネ 825,000円
この記事の内容は2025年07月28日(公開時)の情報です