2025.07.07
原宿とともに歩みづつける、日本のセレクトショップの原点
日本にセレクトショップ文化を根づかせた『BEAMS』の原点がここ、『BEAMS HARAJUKU』。1976年に誕生した1号店跡地で、今ではストリート、ワークなどアメカジを軸に日本国内外のメンズカジュアルをセレクトしています。裏原カルチャーを色濃く反映したラインナップや、世界的ブランドとの別注アイテムやオリジナル雑貨なども扱っており、ここでしか出会えない特別な一着やお洒落な日本土産が見つかる場所です。
1976年、原宿約6.5坪の小さな空間に誕生した『BEAMS』。当時の原宿はまだ静かな街並みでしたが、『BEAMS』をきっかけにして、原宿は若者文化とファッションの街へと成長することになります。アメカジブーム、裏原ブーム、ストリートカルチャーの流れの中で、ファッションだけでなく雑貨や音楽、アートまで含めた「ライフスタイル提案型」のセレクトショップとして、独自のスタイルを発信し続けました。今では原宿にレーベルの異なる8店舗を構え、ファッションとカルチャーが交差する原宿の魅力を体現し続けています。
明治通りに面した『BEAMS HARAJUKU』は、1976年に誕生した第1号店の跡地で続く、メンズ・カジュアルの旗艦店です。創業当初は日本ではまだ珍しかったアメリカンカジュアルのアパレルを中心に扱っていましたが、現在は時代に合わせてアップデート。アメカジをベースに、ストリート、ワーク、スポーツを軸にした、国内外の最新メンズ・カジュアルアイテムをセレクトしています。「まだ光のあたっていないコト・モノに光をあて、世の中に発信していく」という意味が込められた「BEAMS」の名を表すように、入り口の庇には電球が敷き詰められています。
1990年代、裏原ブームとともに原宿に根づいたスニーカーやスケートボードカルチャーは、今や日本独自の進化を遂げています。『BEAMS HARAJUKU』は、そんな原宿らしさが色濃く反映された店舗。1階レジ前には、裏原世代ど真ん中を生きたバイヤー・加藤忠幸氏がディレクションする、サーフ&スケートブランド『SSZ』を展開。2階には、『BEAMS』の審美眼でセレクトされたスニーカーがずらり。いずれも現代のストリートやカジュアルに自然に馴染む秀逸なラインナップです。
セレクトショップならではの醍醐味といえば、ブランドとの別注アイテム。『BEAMS』では『LACOSTE』、『FRED PERRY』、『Polo Ralph Lauren』といった世界的ブランドとの別注品を数多く展開。ブランドとの長年の信頼関係を活かし、ロゴデザインを『BEAMS』仕様にアレンジした一枚など、ここでしか手に入らない特別なアイテムに出会えます。また『BEAMS』オリジナルアパレルやインテリア雑貨も豊富なので、洒落た日本のお土産探しにもおすすめ。
この記事の内容は2025年07月07日(公開時)の情報です