東京を代表するヒップホップクラブの聖地

HARLEM

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90年代から東京のナイトクラブ街として知られる渋谷・円山町の中心に位置するヒップホップの大箱として知られるクラブ『HARLEM』。1997年のオープン以来、渋谷のクラブシーンをけん引し続けており、現在でも週末には長蛇の列ができるほどの人気を誇っています。スキルの高いDJが最新のヒップホップをプレイしていて、本場アメリカのクラブにも引けを取らないことから、いつ行っても熱気のあるフロアで音を楽しむことができます。

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ヒップホップの聖地として28年。勢いは止まることを知らず

 1990年代前半、渋谷・宇田川町がレコードタウンとしてにぎわい、ヒップホップが勢いよく広がっていた時代。まだ静かなラブホテル街だった円山町に、ヒップホップ専門の大型クラブが誕生したとき、東京のクラブシーンに大きな衝撃が走りました。そのクラブこそが『HARLEM』。その名の通り、アメリカのヒップホップパーティを再現するスタイルで、オープン当初から日本人DJを中心にシーンを築き上げ、日本のヒップホップカルチャーの発展に大きく貢献し、多くの優れたDJを輩出する場ともなりました。

さらに、海外からも世界的に活躍するDJたちが多く来日し、今ではブラックミュージック、ヒップホップの聖地として、『HARLEM』の名は広く知れ渡っています。オープンから28年。コロナ禍を除き、週末は常に人であふれ、近年は海外からの来客の増加により、まるで異国のような雰囲気を味わうことができます。

キャパシティは全フロア合わせて1000人弱。天井は高く、ビートにのって客は踊りまくる。

ロッカースペースに掲げられている『HARLEM』のロゴ。 赤く照らされたこのバナーは、時代を超えて店の歴史を象徴する存在。

重低音を浴びて踊る、これぞパーティの醍醐味

現在、『HARLEM』では曜日ごとに個性豊かなレギュラーパーティを開催しています。火曜日は「PLANET TUESDAY」、木曜日は「ECLECTIQUE」、金曜日は「BORN FREE」、そして土曜日には「MONSTER」と、いずれも日本人ヒップホップDJを中心に、それぞれ独自のカラーを打ち出したパーティを開催。中でも、土曜日に開催される「MONSTER」は、『HARLEM』の顔とも言えるDJ HAZIMEがレジデントを務める人気イベント。週末ということもあり、都内のみならず地方からも多くの人が集まり、フロアの熱気は圧巻です。また、ピークタイムにはナイスバディでセクシーなダンサーたちが登場し、スピーカーの前で迫力あるパフォーマンスを披露。その華やかさも『HARLEM』人気の理由のひとつです。
 
ヒップホップの醍醐味となる重低音を鳴らしてくれるのは、フランス発の音響ブランド『L-Acoustics』のスピーカー。フロアにいると、身体中に響く「これぞヒップホップ!」と感じる圧倒的な音を体感できるのも『HARLEM』ならではの魅力です。音作りのクオリティが高く、低音が効いた人気曲がかかれば、フロアの熱気は一気に最高潮に。ぜひ、その迫力ある音を自分の身体で感じてみてください。さらに、メインフロアには中二階のV.I.P.シートがあり、フロア全体を見渡せる特等席で、ラグジュアリーなひとときを過ごすこともできます。

毎週土曜日に開催されているパーティ「MONSTER」のレジデンツDJのHAZIME。フロアを確実にロックするベテランDJだ。

メインフロアの中二階にあるラグジュアリーなV.I.P.シート。

壁のグラフィティアートも魅力のひとつ

『HARLEM』には、もうひとつのフロアとして「BX CAFE」と呼ばれるセカンドフロアが併設されています。大きなシャンデリアと赤を基調とした内装が印象的で、メインフロアとは異なるパーティが開催されることも多く、日によってはダンスホール・レゲエや90年代ヒップホップなど、ベテランDJによる多彩な選曲を楽しむことができます。

また、エントランスからメインフロアやセカンドフロアへと続く階段の壁には、ヒップホップカルチャーの四大要素のひとつであるグラフィティアートが描かれており、定期的に4人のアーティストを選出して期間限定で作品を展示。ヒップホップファッションに身を包んだ人々が行き交うその階段も、このクラブならではの魅力のひとつです。

メインフロアの上の階にあるセカンドフロア「BX CAFE」。

混雑時もテキパキとさばく頼もしいバーのスタッフたち。ショットはやはり人気だ。

大きなシャンデリアがこのフロアの特徴。

現在、『HARLEM』の階段の壁には、鬼頭(ACC)、GLD、 SeRT、 AINTOの4人のグラフィティアーティストたちの絵が描かれている。

エントランス前の長蛇の列は、 渋谷の週末を象徴する光景だ。

Photo: Hikari Funyu / Text: Kana Yoshioka

この記事の内容は2025年10月31日(公開時)の情報です