連日音楽好きが集まる、渋谷のミュージックバー
明治通り沿いにあるビル、GEM神宮前の7階にある『不眠遊戯ライオン』は、連日イベントが開催されるミュージックバー。ジャンル問わず良質な音楽とお酒を楽しめるので音楽好きなら絶対に楽しめます。レトロでノスタルジックな内装や東京のアーティストによるアートピースも飾られていて、東京最先端の空気を体感できます。
渋谷は東京の中でも90年代から良質なクラブが多い街でした。最近では100~200人程度の小バコと言われる小規模なスポットが人気です。明治通り沿いにあるビル、GEM神宮前の7階にある『不眠遊戯ライオン(以下、ライオン)』は、この小バコ・ムーブメントの先駆け的なスポット。
DJによるパーティだけではなくライブも盛んに行われて、ほぼ一年中イベントが開催されています。ヒップホップ、R&B、ハウスにテクノと、ジャンル問わず、多様な音楽イベントが行われているのもポイント。しかも、どんな日でも音楽好きの若者やファッション関係者が集まっていて盛り上がっているんです。この場にいるだけで楽しい気分になれるミュージックバーです。
『ライオン』がオープンしたのは2020年8月、コロナ禍の真っ只中、対面でのコミュニケーションが取れない中、感染対策を整えた上で運営しファンを獲得。ぐるりとフロアを見渡せる規模感は楽しい時間を過ごすにはちょうどよく、あっという間に業界人やお洒落にこだわる若者が夜な夜な集う社交場になりました。その雰囲気は演者にも好まれ、ここから音楽シーンの大舞台へ羽ばたいていったDJやアーティストもいます。今や『ライオン』は渋谷の聖地的なミュージックバーなんです。
エレベーターを降りると目の前に広がるライオンのアートウォールに奇妙な形のミラーボール。店内に入るとバーカウンターの中にはゴールドのライオン像が構えています。フロア全体にぐるりと配置されたカウンターが実にアイコニック。このカウンター越しにいくつもの伝説的な夜が繰り広げられてきました。世界中のクラブやフェスで使用されるイギリスのサウンドシステム『VOID acoustics』を導入し、良質な音が楽しめる空間を構築しているので、DJタイム中でも会話ができる環境が整っています。
今はタグやステッカーで埋められていますが、トイレにはグラフィックアーティストの『GUCCIMAZE』やイラストレーターの『Jun Inagawa』が描いたアートワークがあったり、VIPエリアにはグラフィックアーティストの『YOSHIROTTEN』によるアートピースが飾られていたりと、東京らしいアートを楽しめるのもライオンならでは。いつ遊びに行っても最高に楽しめる音楽空間が広がっている『ライオン』。渋谷で夜遊びしたい音楽好きはまず最初にチェックするべきです!
窓から見下ろす渋谷の夜景。向かいには『MIYASHITA PARK』があって立地も良好。
日本のヒップホップ・クイーン、ラッパーの『Awich』がプロデュースするハブ酒『HABUSH』
グラフィックアーティスト『GUCCIMAZE』デザインした『ライオン』のTシャツを販売。
ライオン像を中心にぐるりとバーカウンターが円になるように設計されています。
明治通り沿いにあるビル、GEM神宮前の7階が『ライオン』。6階は『ENTER shibuya』というダンスクラブになっていて、この2つをハシゴする人も多いそうです。
この記事の内容は2025年03月31日(公開時)の情報です