「本のあるホテル」で、日本文化を楽しむ
『芝パークホテル』は「本のあるホテル」という独自のコンセプトのもと、『銀座 蔦屋書店』がキュレーションした約1,500冊の書籍を揃え、宿泊者は自由に本との出会いを楽しむことができます。創業当時の趣を大切に残しつつ、サステナブルな取り組みやリブランディングも進め、伝統と未来をつなぐ唯一無二の滞在体験を提供しています。
『芝パークホテル』の最大の特徴は、「本のあるホテル」という独自のコンセプトにあります。『銀座 蔦屋書店』がキュレーションした約1,500冊もの本が、ラウンジや客室階にずらりと並び、宿泊者は自由に手に取って読むことができます。1階ライブラリーラウンジには、建築、アート、食、日本文化など多岐にわたるジャンルの書籍が揃い、約60%が英語書籍という国際色豊かなラインナップ。さらに2階のライブラリースペースでは、「過去」「現在」「未来」という時間軸に沿って本が分類されており、歌舞伎や江戸前寿司、未来を描いた漫画『AKIRA』など、日本文化の多層的な魅力にふれることができます。
1948年創業の『芝パークホテル』は、重厚なレンガ造りの外観をはじめ、ロビーの柱、大階段、受付まわりに当時のディテールが丁寧に残されています。なかでも注目すべきは、リノベーション前はバーカウンターだった現在の受付。ゲストとスタッフが目線を合わせられるように床を一段低く設計し、座ったままでも自然な対話が生まれるよう工夫されています。また、2階には菊模様、1階には水模様を描いたカーペットが敷かれ、随所に「和」の精神が息づいています。
館内中央に設けられた 中央大階段は、『芝パークホテル』の歴史と未来をつなぐ象徴的な存在です。階段を一歩一歩上るごとに、過去・現在・未来という時間の流れを感じられる設計となっており、単なる移動手段ではなく、ホテルのストーリーそのものを体感できる空間になっています。壁面には、かつてこの地にあった「道場寺」の学寮(お坊さんたちが学び暮らす場所)跡を描いた古地図のレプリカを展示。この「学びのDNA」は、今も芝パークホテルの精神に受け継がれています。
2020年には、世界中からのゲストを迎えるためにリブランディングを実施。館内には、竹製のアメニティを取り入れるなどサステナブルな取り組みも導入されました。チェックイン後には、無料のコーヒーサービスや、有料のアルコールサービスも楽しめます。芝公園の豊かな緑に包まれながら、伝統と学び、そして未来への想いをつなぐ、かけがえのない滞在体験を提供しています。
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この記事の内容は2025年05月02日(公開時)の情報です