日本のマンガ・アニメ・特撮を再発見! サブカルの異空間

墓場の画廊

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『墓場の画廊』は、中野ブロードウェイにあるサブカルチャー専門店で、アニメや特撮の企画展示を随時開催。過去作への敬意を払いながら新作とも文脈をつなげる視点を大切にしています。永井豪や伊藤潤二らのグッズを常設販売し、メジャー作だけでなく隠れた名作も多数取り扱う。特にアパレルは独自性と高いデザイン性が魅力です。

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マニア心を刺激する独自の「企画展」を随時開催!

サブカルの聖地・中野ブロードウェイのなかでも異彩を放っている『墓場の画廊』。商品の販売だけではなく、「画廊」の名前にふさわしく、店頭では、60’s〜80’sを中心とするアニメ・マンガ・特撮の企画展示を随時開催しています。取材時は「ゴジラ」シリーズの人気キャラクター・メカゴジラを、初代から3式機龍まで取り揃えた『大メカゴジラ展』が開催中。定番の立ち姿だけではなく、飛行形態などの画像を用いた、ファン心をくすぐるグッズラインナップ。

場所は中野ブロードウェイの三階北東角。

『大メカゴジラ展』の様子。企画展ではフォトスポットとしても人気。

パネルでは充実した作品解説もあります。

グッズのデザインは所属デザイナーが担当。漢字を活かしたデザインがポイント。

「墓守」として愛情を持って作品を扱うお店

気になるのは『墓場の画廊』というネーミング。「『墓場の画廊』は、過去の作品に敬意を払いながら、新しい作品とも文脈をつなげ、より広い視点で提供していくことを大切にしています。お盆や死者の日に墓参りをし、思い出を語り合うように、作品の“墓守”として愛情を持って作品を扱い、その歴史的背景を継承していくことに意義を感じているお店です」(株式会社CRAZY BUM 企画営業部所属 友田絢子さん)。いまや店舗がブランド化していて、店のロゴを扱ったグッズも人気!

日本を代表とするアーティストの価値を再認識!

店舗の一角には永井豪、寺沢武一、伊藤潤二、三浦建太郎といった、日本を代表するマンガアーティストのグッズを扱ったコーナーが常設されています。描き下ろしのグッズもありますが、その多くは既存の絵を素材として、『墓場の画廊』の優秀なデザイナーがデザインし、スタイリッシュに仕上げたもの。どれも作品の本質に寄り添いつつ、新たな価値付けを行っている。愛と創意工夫の塊です。

伊藤潤二は「墓場の画廊」ととりわけ縁が深く、サイン、描き下ろしアイテムが充実しています。

クオリティの高いアパレルは海外ファンに人気

『墓場の画廊』には北米、ヨーロッパ各国、中国、台湾などの世界各地から多くのファンが訪れ、特にアパレル関係が人気だとか。海外人気が高い代表的なタイトルとしては、ホラー漫画の第一人者であり、ヨーロッパでは日本以上に高い評価を得ている伊藤潤二の作品、ダーク・ファンタジーの傑作として北米・ヨーロッパを中心に人気の『ベルセルク』、海外コミックテイストで人気の寺沢武一作品(中でも『コブラ』)、そしてヨーロッパで特に愛されている『グレンダイザー』などのダイナミックプロ作品。

寺沢武一作の中でも人気の高い『コブラ』のTシャツ。

北条司の代表作『シティーハンター』はフランスで大人気。コスプレしてフランスから訪れたファンもいたとか!

コミックブック風にデザインされた『コブラ』Tシャツ 4,950円

シティ・ポップの流行を取り入れた、『シティーハンター』のレコード型コースター各1,320円、アートボード3,300円

伊藤潤二の絵を大々的にあしらったシックなTシャツ 4,950円

開くと伊藤潤二ワールドにどっぷりな折りたたみ傘 4,400円

Photo: Nakagawa Jun / Text: Maeda Hisashi

この記事の内容は2025年04月02日(公開時)の情報です