東京でポルトガルの食文化を体験できるレストラン
『Cristiano's(クリスチアノ)』は、奥渋の路地裏でポルトガルの食文化を伝えるレストランです。郷土色豊かな料理を現地のレシピで再現。店内にはオーナーが現地で買い付けたガロ(黒い雄鶏)のオブジェが随所に飾られ、ポルトガル文化を五感で体験できる空間です。ワインは常時500本以上を揃え、日本では出合いにくい銘柄も充実。国内外の食通から「東京に行ったらCristiano'sへ」と薦められる人気店です。
赤い扉とポルトガル国旗が目印。店内には、幸運と真実を象徴する「ガロ」のオブジェや、オーナーが現地で買い付けた伝統的なタイルが飾られています。壁には、アーティスト・及川キーダ氏が手掛けたイラストが描かれ、異国情緒を演出しています。街角の食堂を思わせる空間は、家庭的でありながら現地文化を肌で感じられる雰囲気。友人同士の食事はもちろん、一人飲みにも最適。家庭的な料理と温かな雰囲気に惹かれ、予約必至の一軒として知られています。
『 Cristiano's』の料理は、魚介や肉、米を使った伝統料理を現地のレシピで再現し、日本人の味覚にも寄り添う工夫がされています。まず味わいたいのは「自家製バカリャウのコロッケ」(830円)。ポルトガルで“国民食”と呼ばれる干し鱈・自家製バカリャウを使い、揚げたては外が香ばしく、中はしっとり。プレーンに加え、イカスミを練り込んだ「クロ」、カレー風味の「キイロ」と3種が楽しめます。他にも、「豚とハマグリのアレンテージョ風炒め」や「天草タコのポルトガル式炊き込みご飯」などポルトガルの郷土料理が人気です。
ワインリストには常時500本以上を揃え、日本ではなかなか出合えない銘柄も豊富。中でも「ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)」は微発泡で爽やかな酸味があり、ポルトガル料理との相性が抜群です。さらに、「ビネ・ペーネ」グラスという、ポルトガルの農家が昔、お茶碗でワインを飲んでいた文化を再現するようなコップ型のグラスでの提供もしています。
この記事の内容は2025年09月29日(公開時)の情報です