「奥渋」のシンボル的存在であるカフェ&バー

FUGLEN TOKYO

公式サイト
住所
東京都渋谷区富ヶ谷1-16-11
最寄駅
代々木公園駅 徒歩5分
URL
https://fuglencoffee.jp
支払情報
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済対応
SNS
Wi-Fi
対応言語
日本語、英語

『FUGLEN TOKYO』はノルウェー発のカフェ&バーで、初の海外店舗として「奥渋」にオープン。北欧ヴィンテージ家具で統一された空間はクラシカルとモダンが調和し、居心地抜群です。コーヒーは浅煎りシングルオリジンで豆本来の果実味を活かし、カクテルも本格派。「奥渋」エリアのアイコン的存在で、海外からのお客さんも多く、いつも賑わう人気店です。

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北欧ヴィンテージ家具に包まれる、「奥渋カフェ」の象徴

「奥渋」を代表するカフェといえば『FUGLEN TOKYO』。ノルウェー発のカフェが初の海外進出先に選んだのが東京で、国内一号店として2012年にオープン。開店から閉店まで、常にお客さんで賑わっていて海外から訪れる人たちも多く、まさに「奥渋」のランドマーク的な存在です。

店内に足を踏み入れると、心地よい温かみとモダンさが調和する独特の雰囲気に包まれます。テーブルや椅子はノルウェーのヴィンテージ家具で揃えられ、食器や花瓶といった小物まで北欧のエッセンスが散りばめられています。クラシカルでありながら新しさを感じさせる、北欧デザインの魅力を存分に味わえる空間です。

1950年代〜60年代のヴィンテージ家具で彩られた空間は、2012年の開店以来、年を重ねてさらに味わいを増しています。

『フグレン』はノルウェー語で“鳥”を意味し、名は原点となった喫茶店『THE BIRD』に由来。赤白ロゴにはオスロ港の渡り鳥であるアジサシが描かれています。

火入れを抑えた浅煎りコーヒーで、豆の魅力を丸ごと味わう

『FUGLEN TOKYO』を訪れたら、まず試してほしいのが「本日のコーヒー」です。豆の種類は日によって変わり、同じ味に出合えるとは限りません。ブランドや産地にこだわらず、ダイレクトトレードで買い付ける豆を使用しているからです。仕入れた豆は自家焙煎で浅煎りに仕上げ、火入れを最小限に抑えることで豆本来の香りや風味を最大限に引き出します。さらにバリスタが豆の状態を見極め、最も美味しいタイミングで挽いて提供。ブレンドせずにシングルオリジンで味わえるため、豆それぞれが持つ個性をダイレクトに楽しめる一杯が堪能できます。

本日のコーヒー(レギュラーサイズ410円、ラージサイズ490円)。果実味豊かでジューシー。豆本来の味をシンプルに楽しめます。

エアロプレスで淹れるハンドブリュー・コーヒー。700円

パンのメニューもおすすめ。写真のブルーノスト&スライスブレッドは、ノルウェー産のヤギのブラウンチーズを使ったトースト。1,000円

店内では、豆の販売も行っています。気になる豆を見つけたら買ってみては。お土産にも最適。

コーヒーだけじゃない! 洗練されたカクテルにも注目

カフェだけでなく、バーとしての顔も持つ『FUGLEN TOKYO』。コーヒーもカクテルも本格的に手がけているお店は東京では珍しいので、ぜひ楽しみたいところ。オスロの店舗との共通レシピのカクテルや東京店でしか提供していないオリジナルメニューもあります。 昼間から提供しているカクテルもあるので昼飲みもOK!

コーヒーを使ったカクテルはぜひ。昼間でもオーダーできるアイリッシュコーヒー。1,250円

コブミカンの葉の風味を移したジンとライムジュース、シンプルシロップをシェイクして作るフグレンギムレット。1,250円

Photo: Yui Fujii / Text: Hajime Sasa(pole)

この記事の内容は2025年09月17日(公開時)の情報です