一歩踏み入れると非日常感あふれる、レトロな喫茶店

ローヤル

公式サイト

創業61年目を迎える老舗喫茶『ローヤル』は、大理石の床にシャンデリア、ベロア調の赤いソファにステンドグラス……と、重厚で気品あるレトロなインテリアが魅力。人気メニューは創業当時からずっと愛され続ける、クラシックな佇まいのパフェ。

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非日常感のあるレトロな内装に酔いしれて

JR有楽町駅前に1965年に建てられた『交通会館ビル』の地下1Fに入っている『ローヤル』は、先代がこだわったという開業時の内装をそのまま今に残している老舗店。大理石の床やステンドグラスなどレトロなインテリアに囲まれる空間は、まるで昭和時代にタイムスリップしたよう。

側面入口にかかるシャンデリア。開業時より変わらない『ローヤル』のロゴは今見てもポップでおしゃれ。

時代に合わせ、店内のライトはLEDにチェンジ。店内で新聞や本を読むお客さんを考慮したものだそう。奥のステンドグラスはシンプルで上品なデザイン。

正面入口横にあるショーウインドーには、昭和の雰囲気漂うメニューの食品サンプルが並びます。

老舗喫茶店には珍しく、喫煙ブースが設置。

61年間、愛され続けるパフェは必食!

パフェは通年メニューの「チョコレートパフェ」と、限定の「季節のパフェ」の2種。季節のパフェは時季によりメインのフルーツが変わる限定メニューで、特に夏季のメロンと冬季のいちごを目当てに来る客が多いとか。ほか、3種類ある「サンデー」など、喫茶店ならではの甘いスイーツが人気を集めています。

ショーウインドーで発見した、夏季に会える「メロンパフェ」(1,000円)の食品サンプル。大きなメロンに期待大。

冬季限定の「いちごのパフェ」(1,000円)は、新鮮ないちごが贅沢にトッピングされ、幸せな味わい。

ランチメニューの多さもファンを惹きつける

老舗喫茶店には珍しく、カレーにピラフ、パスタなど、ランチメニューが豊富。サラダ、コーヒー(または紅茶)がセットで1,000円とお得なメニューで、お昼時は近くの会社員の常連さんなどで賑わいます。また、平日朝限定のモーニングセット(700円)も同様に人気。厚切りのトーストにゆで卵、サラダが、朝8時からいただけます。

バニラアイス、生クリーム、チョコレートソースがたっぷり盛り付けられた、昔から変わらないクラシックな見た目。添えられた「ポッキー」が嬉しい。チョコレートパフェ 1,000円

パフェと並ぶ人気メニューの「ハニートースト」は、5cmほどはあろうかという厚みがポイント。はちみつもたっぷりかかっており、大満足間違いなしの一品。ドリップ式で淹れられるコーヒーにもよく合います。ハニートースト 750円、ブレンドコーヒー 700円

Photo: Uehara Mitsugu

この記事の内容は2025年04月16日(公開時)の情報です