東宝が監修した、大迫力なゴジラコンセプトの客室

ホテルグレイスリー新宿

公式サイト
住所
東京都新宿区歌舞伎町1-19-1
最寄駅
新宿駅 徒歩約5分
URL
https://gracery.com/shinjuku
支払情報
現金、各種クレジットカード、QRコード決済サービス(PayPay , auPAY , d払い , WeChatPay, メルペイ ,楽天ペイ, Alipayプラス) インスタ:hotelgraceryshinjuku
SNS
Wi-Fi
有
特記事項
ラウンジはキャッシュレス決済(交通系電子マネー除く)のみ、営業時間は9:30~22:00(LOフード21:00/ドリンク21:30)

日本が誇る特撮怪獣映画『ゴジラ』。1954年公開の第1作目から30作以上ものシリーズが制作され、大怪獣のゴジラはいまや世界的に人気を博すキャラクターとなりました。そんな同作と縁が深い新宿にある『ホテルグレイスリー新宿』は、2015年のオープン時からゴジラにまつわる客室を展開。等身大のゴジラヘッドを望める客室や、映画を製作した東宝が監修した世界初の “ゴジラルーム”があるほか、映画のセットや小道具を製作している東宝映像美術がプロデュースした客室も設けるなど、実際に作品に携わる人々が全面協力したこだわりの空間を楽しむことができます。

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等身大のゴジラヘッドを望む新宿・歌舞伎町の名所

1954年に第1作目が上映された特撮怪獣映画『ゴジラ』は、今日までに30作以上ものシリーズが制作され、いまや世界的に人気を博す作品となりました。そんなゴジラの世界観にどっぷり浸れる、東京随一の場所と言えるのが『ホテルグレイスリー新宿』です。2015年に開業したこちらは新宿歌舞伎町の旧コマ劇場跡地に建てられた新宿東宝ビル、通称“ゴジラビル”内にあるホテル。ゴジラビルとして親しまれている所以は、同ホテルのロビーテラスにそびえるほぼ実物大ゴジラヘッドの存在です。このゴジラヘッドは、新宿がこれまでにたびたびゴジラシリーズで舞台になってきたことから誕生しました。

同ホテルにはそんなゴジラヘッドを望む客室をはじめ、東宝が監修した大迫力のゴジラをコンセプトにした客室が。ゴジラの世界観が楽しめるのはもちろんですが、特筆すべきは東宝監修のもとで映画のセットや小道具を製作している東宝映像美術がプロデュースしていること。ゴジラスーツや装飾など、作品に携わる人々がこだわり抜いた“本物”に触れることができるのです。

いまでは街のシンボルとして知られるようになったゴジラヘッド。表情、肌や歯の質感まで、生きているかのようなリアルさです。

ゴジラヘッド誕生のきっかけは、ビルの着工にあたって同ホテルを経営する藤田観光株式会社が、全国で地域密着型のホテルづくりをしてきたノウハウをもとに出したアイデアでした。ビルの設計は竹中工務店が手がけています。TM & © TOHO

新宿東宝ビル、通称“ゴジラビル”は、東宝が手がけるエリア最大のシネコンと同ホテルが入居する複合ビル。ホテルロビーは8階で、全970室を構えます。

いつしかゴジラファンの聖地と呼ばれるようになった新宿・歌舞伎町。ゴジラロードに入ると、目線の先にゴジラヘッドが! TM & © TOHO

ゴジラヘッドは、初代ゴジラと同じ高さの地上約50メートルに設置されています。ゴジラヘッド自体は高さ12メートル、重さはなんと80トンあるとか。モデルは、平成・VSシリーズに登場するゴジラをモチーフに、ゴジラシリーズでたびたび特技監督を担当された故・川北紘一氏が監修を務め、リアリティにこだわって製作されたそう。タイミングが合えば鳴き声をあげながら口から煙のようなものを吐く演出が見られ、その鳴き声も実際に映画で使用された音源であるという細かさです。

夜はライトアップされ、より迫力ある雰囲気に。間近に見られるホテルロビーからはもちろん、街中に出て少し離れたところから眺めてみるとより、この街にゴジラが存在しているようなリアリティを感じられるはず。 TM & © TOHO

新宿駅から徒歩5分、さらに歌舞伎町のど真ん中にあることで、外国から訪れるゲストが9割を超える同ホテル。

特撮スタジオをテーマにした「ゴジラVSキングギドラルーム」

東宝の特撮スタジオをコンセプトにした「ゴジラVSキングギドラルーム」は、開業10周年の節目となる2025年に誕生。新宿が決戦の地となった『ゴジラVSキングギドラ』(1991年)をテーマに東宝が監修し、室内は映画のセットや小道具を製作している東宝映像美術がプロデュースしました。この客室のために型からつくられた1/50スケールのゴジラとキングギドラが新宿をイメージした夜景を背景に対峙するさまに、目を見張ります。

1室限定の「ゴジラVSキングギドラルーム」(シングルベッド2台、定員2名、32㎡)。ゴジラとキングギドラが新宿をイメージした夜景を背景に対峙。

ビルを破壊しながら突き進むゴジラは、客室のテーマとなった『ゴジラVSキングギドラ』(1991年公開)に登場するゴジラをイメージしてつくられたオリジナル。

ベッドの頭上にはキングギドラが。口のなかの質感までリアルにつくり込まれており、いろんな角度で撮影しがいがあります。

背景に描かれているのは、新宿をイメージした夜景。ホテルまでの道のりで見た景色の延長が描かれているからこそ、より作品の世界観に没入できるはず。

ベッドカバーには、作中でゴジラを討つために登場した「92式メーサー戦車」が。新宿駅からゴジラロードをつなぐ交差点で、ゴジラと向かい合うシーンをイメージしたそう。ベッドに寝転ぶと、ゴジラとキングギドラを迎え撃つ視点で楽しむこともできるのです。

特撮スタジオさならではの小道具や照明、音響を操作して特撮監督気分で楽しめる仕掛けもあり、写真を撮ったり、フィギュアなどの“マイゴジラ”を持参して遊んだりと、わくわくが尽きません。さらにバスルームには『ゴジラVSキングギドラ』の名シーンやセリフが、トイレにはメガキングギドラの設計図が描かれているなど、ファン垂涎の内容となっています。

客室のテーマは新宿が最後の戦いの舞台となった『ゴジラVSキングギドラ』(1991年)。自由に動かせるミニチュアビル型のスツールには「新宿」の文字が描かれるなど、遊び心にあふれています。

特撮監督になりきれる3点セットも。ディレクターズチェアとカチンコ、メガホンがそろいます。

スイッチ盤を操作して、ゴジラの目、口、背びれの照明をオンにするとさらなる迫力が!

ゴジラの目と口元にもライトが仕込んであり、ライトアップすると映画のワンシーンのような雰囲気に。

効果音やゴジラ、キングギドラの鳴き声を操作したり、ゴジラやキングギドラに備えられた照明、部屋全体の雰囲気を変えられる9種類の演出照明も楽しめる仕様。シチュエーションを変えながら、特撮監督気分が味わえます。

室内で楽しめる遊びかたの解説書も。英語版もあります。

『ゴジラVSキングギドラ』の名シーンや名セリフが大胆にあしらわれたバスルーム。湯船に浸かりながら、このうえない没入タイムが味わえます。

トイレ全体には、怪獣のデザインを手がけたイラストレーター・漫画家の西川伸司氏によるデザイン画をもとにした、メガキングギドラの設計図が。

デザイン画や絵コンテ、ミニチュアセットの図面、主要なシーンをイラストに起こしたピクトリアルスケッチがあしらわれた壁もこだわり。スタジオの鍵まで飾られている手の込みようです。これらも本物をもとにつくられているそう。

宿泊した全員が快適な滞在を楽しめるための注意事項にも、遊び心が感じられます。

「ゴジラVSキングギドラルーム」のルームサインも特別仕様。こうした細かな部分にもこだわっているところが、ファンの心をつかむ理由の一つです。

「ゴジラVSキングギドラルーム」宿泊者限定のノベルティは、ノートやステッカーなどのステーショナリーセットと、西川伸司氏によるイメージ画(1人につき1セット)※デザイン画は一例です

映画の世界に入りこんだような宿泊体験ができる「ゴジラルーム」

ホテル開業時にお披露目された「ゴジラルーム」は、当時世界初のゴジラをコンセプトにした客室として話題をさらいました。ゴジラの手を間近に眺めながら眠る、というほかにない体験ができるこちらも一室限定。入り口で出迎えてくれるゴジラスーツや巨大なゴジラの手は、ゴジラ作品のセットや小道具を製作する東宝映像美術がプロデュースしています。ゴジラスーツは、『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994年)と『ゴジラVSデストロイア』(1995年)で使用されたスーツの型から複製したというこだわりぶり! 映画に登場するゴジラスーツに近いディティールを間近で見られる、もはやゴジラのミュージアムとも言える貴重な空間です。

ドアを開けると、ゴジラスーツが出迎えてくれます。東宝映像美術が手がけたリアリティある質感を間近で見られるのも貴重。

ドア横には同ホテルが入居する新宿東宝ビルの模型をレイアウト。床面には架空の街を空撮したようなイラストがあしらわれており、自分のフィギュアを用いてトリックアート風の写真撮影も楽しめる仕様。

シングルベッド2台、定員2名、32㎡。ゴジラの手を間近に見ながら眠るというほかにない体験ができます。

壁には歴代作品のポスターがずらり。こうしたメモリアルな内装にも、ぐっとくるはず。

このほかにも絵コンテがあしらわれたバスルームや対国連G対策センター・Gフォースの指令室をコンセプトにしたトイレ、ここでしか見られない貴重な展示物など、さまざまにゴジラの世界を満喫することができます。さらに注目したいのは、ゴジラ映画の特撮カメラマン・桜井景一氏が手がけた映像演出。アトラクションさながらに、ゴジラが来襲のハラハラドキドキを感じる内容となっています。

室内にはなんと、『ゴジラVSデストロイア』(1995年)の撮影で使用されたゴジラの頭蓋骨も展示されています。特技監督を務めた故・川北紘一氏のこだわりが詰まったワンシーンに使われました。壁面にデザインされているのは『ゴジラ』(1954年)で使用された絵コンテたち。※展示物は変更する場合あり

巨大なゴジラの手は、ドキドキするほど生々しさあふれる質感。

室内のテレビでは「ゴジラ来襲の緊急ニュース!」風の映像が流れる演出も。こちらの映像で流れるゴジラの鳴き声は、ゴジラヘッドの声とは異なる作品で実際に使用された音源で、この部屋に泊まった人のみが聴けるレアな鳴き声です。

サイバー感あふれる照明に心躍る、対ゴジラ戦隊・Gフォースの指令室をイメージしたトイレ。ボタンを押すと、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)と『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)で美術デザイナーを務めた清水剛氏がオリジナルでデザインした原画デザインが浮かび上がります。

バスルームでは『ゴジラVSキングギドラ』(1991年)の絵コンテを複製したものを眺めながらバスタイムが楽しめます。 I

「ゴジラルーム」宿泊者限定のノベルティ。漆塗りのオリジナルおちょこと、ゴジラヘッドを再現したオーナメントです(1部屋につき1セット)。

等身大のゴジラヘッドを間近で望める貴重な6室にも注目!

6室を展開する「ゴジラビュールーム」は、新宿のシンボルであるゴジラヘッドを間近に望むこちらならではの客室です。窓をのぞけば、目の前にはゴジラ! ゴジラには足音を立てながら声を上げ、ケムリを吐く仕掛けがあります。タイミングが合えば見られるこちらの演出を、この至近距離で見られる場所は「ゴジラビュールーム」しかありません。鳴き声や足音は映画内で実際に使用された音源なので、想像以上にゴジラの存在をリアルに感じられます。ゴジラヘッドの見えかたや室内のタペストリーは部屋ごとに異なり、どの部屋に宿泊することになるかは当日までのお楽しみ。

ゴジラビュールーム(ダブルベッド1台、定員2名、18㎡)は、どの部屋も、窓からゴジラの姿が! 思わず、本当にゴジラが現れたと錯覚しそうなほどの迫力です。

タイミングが合えば、鳴き声を上げながらケムリを吐く様子も間近で見られるのも醍醐味。バックには高層ビルやさまざまな建物など新宿らしい景色が広がります。

各部屋には東宝選定の異なる柄のタペストリーが飾られており、取材した部屋はタペストリーが設置された辰年にちなんで『ゴジラ FINALWARS』(2004年)のキングギドラを採用。

ベッドスローやクッションは、ゴジラを浮世絵風に描いた「ゴジラビュールーム」オリジナルのデザイン。※客室によってデザインが異なる場合があります

「ゴジラビュールーム」宿泊者限定のノベルティは、ゴジラや怪獣が描かれたマグネットとペン、ゴジラヘッドをモチーフにしたマグカップの3点セット。ペンとマグカップは4種の絵柄からランダムでもらえます(1人につき1セット)。

客室以外にもゴジラをもっと知られる東宝監修の本格コンテンツが目白押し

『ホテルグレイスリー新宿』は、エントランスやロビーでも、東宝全面協力のもとでゴジラにまつわるさまざまなコンテンツを展開。ロビーに展示されている歴代作品のポスターや東宝映像美術製作の貴重なジオラマをはじめ、ゴジラフロアと名づけられた最上階では歴代作品における名シーンのパネルが見られるなど、歴代ゴジラのアーカイブを知ることもできます。ゴジラは作品によって表情が異なるため、こうして第一作目からの変遷を振り返りながら、ゴジラについてより深く知ることができるのも醍醐味。コアなファンにとっても新しい発見や出会いがあるたまらない内容となっています(ゴジラフロアへの立ち寄りは同フロアの宿泊者限定)。

8階でエレベーターを降りると、歴代作品のポスターがずらり。2026年11月には最新作『ゴジラ-0.0』の公開も予定されており、ゴジラファンの期待も高まっています。

ロビーに展示されている、東宝監修、東宝映像美術設置によるジオラマ。時期によって内容は異なり、取材時は『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)で、ゴジラと公害怪獣のヘドラ、巨大エビ怪獣のエビラが。こちらを見るために泊まるのもありなほど、ほかではなかなか見られない作品です。

生々しさあるこれらのジオラマは、実際にゴジラシリーズのゴジラスーツやセットを手がけている東宝映像美術によるもの。

ゴジラフロアと名づけられた最上階は、エレベーターホールからゴジラ一色! こちらのフロアでは、世界で唯一のゴジラをテーマにした客室を含めた36室を展開します。

廊下の壁には、歴代作品における名シーンのパネルが展示されています。

4基あるエレベーターのうち1基のなかにはゴジラの姿も! 扉が開いたときに、思わずドキッとする迫力です。こちらは邦画30作目となる生誕70周年記念作品『ゴジラ-1.0』(2023年)。

オリジナルのゴジラメニューとショッピングも忘れずに!

ロビー階にあるGRACERY LOUNGEでは、ここでしか食べられないゴジラモチーフのメニューもあり、チェックイン、チェックアウト前後のすきま時間にひと息つきたいときにもおすすめ。またロビーには、見ているだけでわくわくするゴジラのオフィシャルグッズ販売コーナーもあります。キーホルダーなどの小物やアパレル、フィギュアなどがそろう充実のラインナップ。宿泊だけではなく、ティータイム&おみやげタイムも楽しめるホテルです。

手前から反時計周りに、「ゴジラプリントアートラテ」(手前のゴジラVer.、手前右のキングギドラVer.各1,870円)、「ゴジラプリントアートソーダ『ゴジラ』(1954)ソーダ [竹炭ピーチレモネード]」(1,870円)、ふわふわのケーキにゴマのソースがかかった「ゴジラVSモスラ パンケーキ島の決戦」(単品3,300円)。料金はすべて税金・サービス料込

ゴジラヘッドを望むラウンジは大窓からの陽射しが気持ちよく、座席も広々。

現在は出ることができませんが、カフェ入り口横からは、ゴジラヘッドがよく見えます。TM & © TOHO

ロビーにあるゴジラのオフィシャルグッズコーナー。浮世絵とゴジラがコラボした日本らしいグッズも必見です。TM & © TOHO

【ホテル情報】
 
・室数/全970室(うちゴジラルームはゴジラVSキングギドラルーム1室、ゴジラルーム1室、ゴジラビュールーム6室、ゴジラフロアのスタンダードルーム34室)
 
・各部屋のアメニティ/フェイスソープ ボディーソープ シャンプー&コンディショナー フェイスタオル バスマット バスタオル ナイトウェア サニタリーバッグ 衣類消臭スプレー 歯ブラシ シューシャインペーパー ティッシュ ヘアブラシ スリッパ(使い捨てスリッパ) レザー ティーセット(ドリップコーヒー・煎茶) ランドリーバッグ
・館内施設/コインランドリー、電子レンジあり
 
・チェクイン14:00/チェックアウト11:00
 
・荷物預かり/あり
 
・全室禁煙(館内に喫煙所あり)
 
・対応言語/英語、中国語、韓国語
 
・ペット不可
 
・駐車場/なし(新宿東宝ビル地下に有料駐車場あり)
 
・予約方法/web(https://gracery.com/shinjuku)または電話予約

Photo: Sinpo Kimura / Text: Wako Kanashiro / TM & © TOHO

この記事の内容は2026年06月23日(公開時)の情報です