音楽と美食に酔う、日本の名門ジャズクラブ
東京・南青山にある『BLUE NOTE TOKYO』は日本を代表するジャズクラブ。トニー・ベネットやチック・コリアをはじめ、数々のトップミュージシャンが出演してきました。落ち着いたロビーやバーで過ごす時間、臨場感あふれるステージ、そして本格的な料理やドリンクまで、すべてが一体となった上質な体験が魅力です。音楽を聴くだけにとどまらない、特別な夜を味わえる場所です。
1988年に青山にある「骨董通り」沿いに誕生し、1998年に現在の南青山へ移転した『BLUE NOTE TOKYO』は、日本を代表するジャズクラブとして世界中の音楽ファンに知られる存在です。これまでにトニー・ベネットやチック・コリア、ハービー・ハンコックといったジャズ界の巨匠をはじめ、ポップスやR&B、ソウルなどジャンルを横断するトップアーティストが数多く出演してきました。ニューヨークをはじめとする海外店舗と比べても、日本ならではの丁寧なサービスとホスピタリティが評価されており、ライブ目的はもちろん、誕生日や記念日のお祝いに利用されるなど、特別な夜を過ごす場所として親しまれています。
公演の多くは1日2ステージ制(入替制)で、それぞれの開場時間に合わせて来店するスタイルです。人気公演は早い段階で売り切れることも多く、事前にオンラインで予約しておくのがおすすめ。ドレスコードは特に設けられていませんが、ジャケットやセットアップ、革靴、パンプスなど、少しだけきちんとした装いで訪れると、この空間の魅力をより深く味わえるでしょう。
こけら落としは1988年11月28日、トニー・ベネットが出演。出演アーティストの名を刻んだスター・プレートのうち、彼のものは入口のショーケースに飾られています。
入口の扉を開けると、ロビーへと続く階段の上に、歴代出演アーティストの肖像が一面に広がります。クラブの歴史を物語る圧巻の光景です。
『BLUE NOTE TOKYO』では、開場前のひとときも体験の一部。正面エントランスから地下へと続く階段を降りると、落ち着いた照明に包まれたロビーが広がります。クロークにコートや大きな荷物を預けたら、スピーカーから流れるジャズに耳を傾けながら、ゆったりと開場までの時間を過ごしましょう。
当日予約を希望する場合は、ロビーに到着後、フロントでその旨を伝え、空き状況を確認してチェックインを済ませるのを忘れずに。
ロビーの奥にはバーエリアの「Bar BACKYARD」が併設されており、ドリンクを片手にリラックスすることも可能。ライブ後も営業しているため、開演前の一杯から終演後の余韻を楽しむひとときまで、幅広く利用できます。ライブを観なくても利用できるので、ジャズに包まれながら気軽にお酒を楽しみたい人にもぴったりです。
開場時間になると、座席番号が呼び出されます。スタッフに座席番号を提示すれば、地下にある座席までエスコートしてもらえるので初めてでも安⼼です。
『BLUE NOTE TOKYO』の醍醐味といえば、ステージと観客の距離の近さです。客席は約260〜280席。ステージに最も近いアリーナ席を中心に、ペアシートやボックスシート、サイドエリアなど様々な座席が配置されていますが、どの席からでも観客と演者の距離が近く、ライブハウスのような熱量と上質なクラブ空間が共存しています。
また音響の良さや空間設計の完成度から、アーティストからの評価が高いことでも知られています。2024年には音響システムをアップデートし、どの席にいてもバランスよく音が届き、まるで音に包み込まれるような体験が味わえるようになったとか。
なお、公演中の写真や動画の撮影は原則禁止。記念写真を撮る場合は、開演前や終演後のタイミングを利用しましょう。
地下に広がるステージフロア。各座席にはキャンドルが灯され、高級感のある雰囲気に胸が躍ります。
日本を代表するフュージョンバンド「CASIOPEA」。2022年、結成45周年を機に始動した「CASIOPEA-P4」が初ライブを披露したのが「BLUE NOTE TOKYO」でした。緻密かつパワフルな演奏に、往年のファンは大歓喜!
『BLUE NOTE TOKYO』では、ライブとともに楽しむ料理やドリンクも大きな魅力のひとつ。ミュージックチャージとは別にワンオーダー制をとっており、ドリンクのみでも利用できますが、レストランとしてのクオリティも高いので、ぜひ料理もあわせて楽しみたいところです。
料理は軽いおつまみ、デザートからフルコースまで、フランスの三つ星レストランで経験を積んだ日本人シェフによって手がけられています。自社農園の野菜を取り入れるなど四季折々の素材にこだわっており、見た目も美しく、シンプルでありながら深みのある味わいが特徴です。ここまで料理に力を入れているBLUE NOTEは世界的に見ても珍しく、日本に数あるジャズクラブの中でも際立った存在といえます。
ドリンクはビールやカクテルに加え、ワインセラーには常時300種類前後のワインが揃っています。『BLUE NOTE TOKYO』のオリジナルカクテルやアーティストとのコラボカクテルもあり、ここでしか味わえない一杯を味わえるのもまた一興です。
上質な音楽と食事、そして洗練された空間が重なり合う。『BLUE NOTE TOKYO』は、そんな非日常の特別な時間がゆっくりと流れる場所です。
『BLUE NOTE TOKYO』ではHPで最新の公演スケジュールを公開中。2026年5月&6月のおすすめはこちら!↓
5.22 fri.
GIL SCOTT-HERON by BRIAN JACKSON & YASIIN BEY
5.25 mon., 5.26 tue., 5.27 wed.
5.30 sat., 5.31 sun., 6.1 mon.
DEE DEE BRIDGEWATER & BILL CHARLAP
2026 6.17 wed., 6.18 thu., 6.19 fri.
この記事の内容は2026年05月07日(公開時)の情報です

