音楽とアート、ファッションが交わる

bonjour records DAIKANYAMA

公式サイト
住所
東京都渋谷区猿楽町24-1
最寄駅
代官山駅 徒歩5分
URL
https://www.bonjour.jp/
支払情報
クレジットカード(Visa/Mastercard、アメックス、ダイナースなど)銀聯、d払い、PayPay、Suica、PASMO、QUICPay、iD、Edy、WAON、nanaco、メルペイ、We Chat Pay、ARIPAY
SNS
Wi-Fi

『bonjour records DAIKANYAMA』は、1996年、代官山にオープン。"bonjour"という名前は、ジャンルや国籍を問わず、良いものを世の中に発信していくという思いからつけられたそう。日本国内外のレコードやCDに加え、アーティストやブランドとコラボレーションしたオリジナルアイテム、アートブックやZINEなど幅広く取り揃えるセレクトショップで、音楽・カルチャー好きにとっては言わずと知れたスポットのひとつです。

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代官山の裏通りにある、レコードと服を集めたカルチャー基地

『代官山 蔦屋書店』へ向かう通り沿いにあるこのお店。扉越しにちらりと見える服やレコードに好奇心をそそられ、思わず入店してしまう観光客が後を絶ちません。店内は、塗装が剥がれた木床に、色とりどりのレコードやアパレル、天井から吊るされたミラーボールと、まるで誰かのコレクションを詰め込んだガレージのような雰囲気。雑多でありながらも絶妙に整理された美しさがあり、居心地が良い空間です。

無機質な白い塗り壁に、古びた木枠のドアが温もりを添える正面入り口。中に何があるのか気になる、魅惑的な外観です。

整理されていながらもモダンに寄りすぎない絶妙な空間。天井にはきらびやかなミラーボールが。

新譜から再発版までジャンルレスに集められたレコードやCD

ここではレコードを中心に、CDやカセットも販売。ジャズ、R&B、ヒップホップ、エレクトロなどジャンルは幅広いですが、ファッションアイコン的として知られるアーティストや、革新的な音楽を生み出した時代のキーパーソンとなったアーティストの作品がセレクトされています。店内では試聴が可能なうえ、DJとして活動するスタッフから、作品のルーツなど音楽の知識も得ることも。カルチャーを気軽に体感できるショップです。

壁面には日本国内外からセレクトされたレコードやCDがびっしり並んでいます。ディスプレイは週替わり。

カセットはバイヤーが個人的に収集していた、流通の少ないレアな音源も。

アーティストのアルバム、イベント告知で使われたヴィンテージポスターも販売しています。

店内中央には試聴スペースがあり、じっくりお気に入りを選べます。

お土産気分で買える、音楽にルーツのあるアパレルが豊富

音楽とファッションは、常に密接な関係にあります。そんなカルチャー自体のあり方を体現するように、アーティストの写真を使ったTシャツなど、音楽にルーツのあるアパレルを多く取り扱っています。と同時に、渋谷やフランスの飲食店のグッズ、ここでしか変えない別注品など、「お土産」として楽しめるアイテムも。文化圏はごちゃ混ぜですが、いずれも品が良くクリーンなデザインで、着こなしやすいものばかり。ファッション好き、音楽好きにおすすめです。

写真家が撮影したアーティストの写真をプリントしたウェアを展開。取材時にはカート・コバーン、ビョークのTシャツが並んでいました。

飲食店のロゴのものなど興味深いスーベニアグッズも多数。取材時は渋谷区・神泉にあるワインバー『STUDIO MULE』のオリジナルキャップ、パリの人気レストランのスーベニアグッズがありました。

国内外から集められたアートブックやZINEが手に入る

店奥の大きな木製の本棚には、音楽やファッション、サブカルチャーにまつわる写真集やアートブック、ZINEがずらりと並んでいます。日本国外のものがほとんどですが、『bonjour records』がオリジナルで製作した日本語のZINEの取り扱いも。古着、スニーカー、喫茶店など日本のカルチャーを取り扱った内容のものや、サイズが小さく持ち帰りやすい雑誌は、記念に買っていく観光客も多いとか。

L.L.Beanの名品・グローサリートートバッグを、レコードが入る大きさに仕立てたここでしか買えない別注品。カラーはオフホワイト、ペールピンクに加え、ブラック、スレートブルーが新登場。6,600円

1990年代に製造されたSONYのガジェットを整備・メンテナンスして『bonjour records DAIKANYAMA』のブランドカラーのブルーに塗装。

ハンディカムに装着する防水ケースを改造したBluetoothスピーカーはインテリアとしても人気。107,800円

日本の「ジャズ喫茶」を全編英語で紹介しているZINE。写真のvol.1では東北地方にある「ジャズ喫茶」を特集しています。1,000円

Photo: wacci

この記事の内容は2025年05月02日(公開時)の情報です