明治後期創業の酒屋が営む角打ちの名店

升徳升本本店

住所
東京都港区新橋3-25-13
最寄駅
新橋駅 徒歩4分
支払情報
クレジットカード(MasterCard/VISA/JCB/American Express/Diners Club/Discover)、交通系IC、現金
SNS
wi-fi

『升徳升本本店』は、酒店でありながら一升瓶を丸ごと買う必要はなく、角打ちスタイルで気軽に一杯から楽しめるお店。店内には全国各地の個性豊かな銘酒がずらりと並び、常時約200種の日本酒から好きなものを選べます。例えば、坂本龍馬にちなんでつくられた高知・『司牡丹酒造』の超辛口『船中八策』や、日本酒とヨーグルトでできた『新澤醸造店』の『超濃厚ヨーグルト酒』など、ユニークな一杯にも出会えます。気に入ったお酒はその場で購入も可能。

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老舗酒店が紡ぐ、新橋の“角打ち”文化

東京・新橋といえば、ビジネスマンの街。そんな街の一角で、100年以上にわたり暖簾を掲げ続けてきた老舗酒店が『升徳升本本店』です。創業は明治時代後期。かつては近隣の住民が晩酌用の酒を買いに訪れる日常の風景が広がっていましたが、現在では、その屋号はそのままに、角打ちとして復活。昼から夜まで多くの日本酒好きが集まるにぎわいの場となっています。

 古き日本を感じるレンガづくりの外観

JR新橋駅の高架下に趣ある外観が現れる。歴史を感じる木の看板が掲げられた古いレンガづくりの外観は、古き良き時代の日本を感じさせる佇まい。店内の中央には木製のカウンターが据えられ、座席はなく、立ち飲みができます。常連客と観光客との距離も自然と縮まり、きっと会話も弾むはず。

1杯から気軽に楽しめる角打ちスペース

角打ちなので、チャージやお通し代は不要。昼間にふらりと立ち寄る人もいれば、夜に旅の締めくくりとして立ち寄る人の姿も。店内には常時200種類近くの酒が並び、ジャンルも実に多彩です。日本酒、ビール、梅酒、醸造酒まで幅広くそろい、スタッフに相談しながら自分好みの味を探す楽しさがあります。

酒蔵がつくる日本酒ベースの醸造酒。とろりと濃厚な飲み口とまろやかな酸味が絶妙で、まるで飲むヨーグルトのよう。アルコール度数5%で、お酒が苦手な方にもおすすめです。『新澤醸造店』超濃厚ヨーグルト酒(720mL) 1,870円、店内試飲(1杯/110mL) 660円

冬になると店頭に並ぶおでん。澄んだ出汁の香りがふわっと立ちのぼり、心まで温まる優しい味わい。おでん 各150円

サッポロ生ビールは、小(435mL)・中(630mL)・大(800mL)すべて一律800円。しっかり飲みたい人には“大”が人気! キレのある旨さが喉を潤します。

駄菓子や乾き物といった、気取らないつまみの数々もまた、『升徳升本本店』らしさのひとつ。 駄菓子 50円〜

Photo: Nakagawa Jun

この記事の内容は2025年04月18日(公開時)の情報です